最小入口圧力の計算

ポンプ内の圧力が媒体の蒸気圧より低いと、キャビテーションが発生し、ポンプの性能に影響を与えます。キャビテーションを回避し、ポンプの入口に最低圧力があることを確認するには、最大吸込ヘッドを次のように計算する必要があります。

H = Pb×10.2-NPSH-Hf-hv-Hs

Pb：大気圧、bar（クローズドパイプラインシステムでは、システム圧力と見なすことができます）。
ＮＰＳＨ：正味吸込ヘッド、ｍ（Ｑ − ＮＰＳＨ曲線の最大流量における値）。
Hf：サクションパイプラインロス（該当するパイプラインの最大流量時の値）。
Ｈｖ：中程度の蒸気圧、ｍ（対応する温度における中程度の蒸気圧、デフォルトの媒体は水であり、右側の図４に示すように）
Hs：安全余裕度、m、一般値は0.5です。
計算結果：Hが正であれば、ポンプは吸い込み式に取り付けられています。そうでなければ、下向きに取り付けられています。

注：一般的な条件の下で上記の計算をする必要はありません。以下の状況でポンプを使用するときだけ、Hを計算する必要があります。
1.中気温が高いです。
2.流速が定格値より大きい。
3.吸引ヘッドが大きい、またはインレットパイプラインが長い。
システム圧力が小さい。
5.入口条件が悪い。

ポンプの選択

ポンプの選択は以下に基づいていなければなりません。
ポンプの使用位置
高低差による圧力損失、配管内の摩擦損失などの寸法データ
ポンプ効率等
ポンプ材料
ポンプ接続
一般的なメカニカルシール構成表

ポンプの義務ポイント：

デューティポイントから、「性能曲線／技術的特性」に示される曲線図に基づいてポンプを選択することが可能である。データ。

寸法データ：

ポンプのサイズを設定するときは、次のことを考慮に入れなければなりません。•ドローオフポイントでの必要な流量と圧力。•高さの違いによる圧力損失。図1）になるかもしれません。推定デューティポイントでの最高の効率。NPSH値。NPSH値の計算については、対応する曲線チャートを参照してください。

ポンプ効率：

最高効率点を決定する前に、ポンプの運転パターンを特定する必要がある。ポンプが同じデューティポイントとして動作することが予想される場合は、ポンプの最高効率に対応するデューティポイントで動作しているBLポンプを選択します。
ポンプは可能な限り最大の流量に基づいてサイズが決定されるため、流量が減少したときに効率を高く保つために、効率曲線（eta）の右側にデューティポイントを設定することが常に重要です。

ポンプ材料：

ポンプ接続の選択は定格圧力と配管工事によって異なります。このポンプは、次のような広範囲の接続を提供します。

5.一般的なメカニカルシール構成表

応用分野

軸封タイプ

シャフトシール材

普通

特殊

1

2

3

4 5

タイプキー

回転部

コード

静止部

コード

エラストマー

コード

圧縮バネ

コラー

コード

0〜+ 90°きれいな水

-

黒鉛

A

SiC

S

FPM

F

SUS304

C

ASFC

0〜+ 90°きれいな水

-

トイレ

W

黒鉛

A

FPM

F

SUS304

C

WAFC

+ 90〜+ 120の耐食性

-

SiC

S

SiC

S

EPDM

E

SUS304

C

SSEC

0まで

-

トイレ

W

トイレ

W

EPDM

E

SUS304

C

WWEC

メカニカルシールタイプ	ポンプモデル	d1	d2	時間
NJK	BL（T）2/4	12	12	55
	BL（T）8/12/16/20	16	16	57.5
	BL（T）32/45/60/90	22	22	72
NDA	BW（J）2/4	12.7	16	32
	BW（J）8/16	17.4	20	33.5